弊社事務所から、顧問先まで遠い所があります。
顧問先の職員の方と何気ない立ち話をしていました。
そこで通勤の話になり、その方も弊社事務所と近い所から来られている事が
わかり、会話が盛り上がりました。そしてどの道で来ているかの話となり
私がAルートといういわゆる、大通りで来ている事を話すと、
その方がBルートという脇道ルートで来てあり、そちらは渋滞があまりなく楽だと教えて下さいました。
ただ、BルートはAルートに比べると移動距離は長くなります。
Bルートは、山道を通るルートになります。
その道は、私は全く考えた事もなかったし、ネットでルート検索しても、
その道は案内されません。その人が試行錯誤して作られたオリジナルルートです。
私は、早速聞いた帰りにそのBルートで帰ってみました。
結果は、Aルートより5分程早いかな?という所でした。
そして何より言われた通り渋滞がほとんどない。
王道のAルートは目的地までの距離は最短ですし、大通りで車線も多くバイパスもあります。
しかし、それ故多くの人が利用するため渋滞が発生します。
私は、渋滞が嫌いという質ではないですが、渋滞は疲れます。
車のGO&STOPの繰り返しとノロノロ運転はストレスに感じます。
一方のBルートは、王道を避け山道、田舎道を走ります。
そもそもの交通量が少なく、信号も少ないので渋滞が発生し辛い。
そして山が近く、緑豊かなで景色が良い。通勤がドライブに変わります。
止まる事が少なく景色も良いドライブはとても気持ちが良いものです。
こんな道があって、こんな店があるんだ、今度寄ろうとワクワクします。
この話は、通勤路を変えただけの話でなく、
人生や生き方の話とも同じではないかと感じます。
王道の道を多くの人が選択します。
最近だとネットの情報や科学的根拠のある話などは、とても影響力があります。
しかし、それが、その人にとってベストとは限りません。
メンタルヘルスにおいてはネットにのっていない「実際の」情報とはとても有力です。
机上の論理ではなく、実際の経験・体験による情報や対応と対策。
成功談だけでなく、失敗談もとてもためになります。
メンタルヘルス課題は、個人要因や、企業であればその業種や社風等
一般論だけでは当てはまらない所が多々あります。
そこに、専門性や専門家、一緒に考える人が必要と感じます。
今回、私がBルートという裏道を教えてもらったように。
今回のルートのように、他の道がわかれば道を覚えて自分で行けるようになります。
そしてAルート、Bルートという具合に選択肢が増えます。
メンタルヘルス対応、組織対応もこのように顧問の関りによって
新たなルートの開拓や、新しい選択肢の提示が可能になります。
案外、色んな道があるのに私達は知らないだけか、同じ道を歩みがちです。
選択肢は、たくさんあります。
自由に選んで良いはずです。
企業にとって、ストレスの少ない道があるはずです。
その道を探し、一緒に創って行く事が顧問心理師の役目の一つです。
