私が子どもの頃に宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を授業で習いました。
この詩は、なぜかずっと私の心に残っています。
そして、時が経ち私も大人になりカウンセラーという道を選びました。
専門書もたくさん読んできました。
そういう中で、ふと宮沢賢治の「雨ニモマケズ」が浮かぶようになりました。
この詩は病床の中、宮沢賢治自身が「サウイウモノニワタシハナリタイ」と
締めくくられています。
宮沢賢治が大事にしている「想い」が伝わってきます。
宮沢賢治が望むあり方と私がカウンセラーとして望むあり方は
重なる所が多いです。特に以下の内容が私は好きです。
「東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ」
私は、現在佐賀県下を活動エリアとして佐賀市を中心に、伊万里、有田、唐津、鳥栖等で
お仕事をさせて頂いています。佐賀県下の求めがある所に東西南北行って心理支援を届けています。
私が子どもながらに描いた理想や「想い」を大人になった今、叶えさせて頂いています。
心理学者のアドラーは、こういった「自分はこうありたい」という理想像を
誰しも心の奥深くに持っていると説いています。
それは「自分の人生をどう生きたいのか」ということです。
アドラー心理学ではそれを「究極目標」と呼んでいます。
こういった事は、日常の生活の中で考える事は少ないかもしれません。
しかし、物事がうまく行かない時、人間関係がうまく行かない時、悩んだ時などは
「自分はこうありたい」という自分の目標、「想い」を見つめるチャンスです。
相談を受けてますと、多くの方が「どうしたら良いでしょうか?」と聞かれます。
私は、聞き返します。
「あなたは、どうしたいのでしょうか?」
そして、その人が大事にしている「想い」や見えない、自分では気付いていない
「理想像」を一緒に探します。
つまるところ「どうしたら良いか?」の答えはその人が持っています。
