うまく行かない事があったりすると、人は「変わろう。変わらなきゃ」と言います。
そして人や世間も「あなたが変わらなきゃ」と言います。
「CHANGE ○○」と大手企業や市町村がキャッチコピーにする程です。
変わる事が必要とされる事は確かにあって、避けがたい時もあります。
しかし、人が変わる事は、とても難しいと多くの方が感じています。
それは、なぜなのでしょうか?
「変わる」ということには、今の自分への否定的な要素や感情を含んでいるからだと思います。
自分のココがダメだから、ココを変えなきゃ。という具合です。
それが相手であれば「あなたのココがダメだから変わって欲しい」という具合でしょうか。
変わる前提に自分や相手が「ダメ」という否定があります。
でも、ちょっとまって下さい。
きっとその「ダメ」にも、あなたや相手なりの理由があるはずなんです。
その理由、その自分や相手の事をよく理解していますか?
自分や相手を理解していないのに否定するのは、頭ごなしです。
自分や相手がわからないから、その上塗りで変わろう、変えなきゃ、と思うのかもしれません。
元が変わっていないので、上塗りしたものは、うわ滑って変わらないのです。
塗装では、下地処理が何より大事だそうです。下地に適した処理をしないと
塗料がのらないそうです。素材によって工程も塗料も変わるそうです。
人もそうだと思います。
対応方法も、人それぞれきっと違うはずです。
かかる工程や時間も、違って当然です。
どなたも、精一杯生きて今があります。
まずは、そんな今の自分や相手をそのまま受け入れてみられては、いかがでしょうか。
自分で受け入れる事が、難しいという方は、誰かに自分の「想い」を語ってみて下さい。
聴いて下さる方が居るという事は、あなたは既に受け入れられています。
順番は、どちらでも良いと思うのです。
自分で自分を受け入れる。そして人も受け入れるようになる。
誰かに自分を受け入れてもらって、自分を受け入れれるようになる。
その結果として「あっ。変わったかもしれない」となるような気がしています。
変わる事を目的にする事を、少し減らしてみませんか?
自分や相手を理解した。気付いた。受け入れたという事は、すでに変わっているのです。
