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変わる前に、必要なこと

コラム 2024.9.14

うまく行かない事があったりすると、人は「変わろう。変わらなきゃ」と言います。

そして人や世間も「あなたが変わらなきゃ」と言います。

「CHANGE ○○」と大手企業や市町村がキャッチコピーにする程です。

変わる事が必要とされる事は確かにあって、避けがたい時もあります。

しかし、人が変わる事は、とても難しいと多くの方が感じています。

それは、なぜなのでしょうか?

「変わる」ということには、今の自分への否定的な要素や感情を含んでいるからだと思います。

自分のココがダメだから、ココを変えなきゃ。という具合です。

それが相手であれば「あなたのココがダメだから変わって欲しい」という具合でしょうか。

変わる前提に自分や相手が「ダメ」という否定があります。

でも、ちょっとまって下さい。

きっとその「ダメ」にも、あなたや相手なりの理由があるはずなんです。

その理由、その自分や相手の事をよく理解していますか?

自分や相手を理解していないのに否定するのは、頭ごなしです。

自分や相手がわからないから、その上塗りで変わろう、変えなきゃ、と思うのかもしれません。

元が変わっていないので、上塗りしたものは、うわ滑って変わらないのです。

塗装では、下地処理が何より大事だそうです。下地に適した処理をしないと

塗料がのらないそうです。素材によって工程も塗料も変わるそうです。

人もそうだと思います。

対応方法も、人それぞれきっと違うはずです。

かかる工程や時間も、違って当然です。

どなたも、精一杯生きて今があります。

まずは、そんな今の自分や相手をそのまま受け入れてみられては、いかがでしょうか。

自分で受け入れる事が、難しいという方は、誰かに自分の「想い」を語ってみて下さい。

聴いて下さる方が居るという事は、あなたは既に受け入れられています。

順番は、どちらでも良いと思うのです。

自分で自分を受け入れる。そして人も受け入れるようになる。

誰かに自分を受け入れてもらって、自分を受け入れれるようになる。

その結果として「あっ。変わったかもしれない」となるような気がしています。

変わる事を目的にする事を、少し減らしてみませんか?

自分や相手を理解した。気付いた。受け入れたという事は、すでに変わっているのです。